日本調教馬計9頭が参戦する香港国際競走(12月8日、シャティン競馬場)4レースの選出馬が21日までに決定。日本馬と対決する主な馬は以下の通りとなる。
◇
香港ヴァーズ(芝2400メートル)
ジャパンCに出走する
ゴリアット(セン4歳、フランス・F
グラファール厩舎、父
アドラーフルーク)も参戦を予定している。共同馬主のジョン・スチュワート氏が「
ジャパンCで結果を出して香港に行きます」とビッグマウスをさく裂させており、このレースで
ステレンボッシュ(牝3歳、美浦・
国枝栄厩舎、父
エピファネイア)、
プラダリア(牡5歳、栗東・
池添学厩舎、
父ディープインパクト)との対戦が実現するのか、
ジャパンCの走りに注目が集まる。
◇
香港スプリント(芝1200メートル)
カーイン
ライジング(セン4歳・香港D
ヘイズ厩舎、父
シャムエクスプレス)は6ハロン戦で7連勝。前走のジョッキークラブス
プリント・G2では軽く仕掛けただけで3馬身1/4差の楽勝を収めた。日本からは
サトノレーヴ(牡5歳、美浦・
堀宣行厩舎、父
ロードカナロア)、
トウシンマカオ(牡5歳、美浦・
高柳瑞樹厩舎、父
ビッグアーサー)、
ルガル(牡4歳、栗東・
杉山晴紀厩舎、父
ドゥラメンテ)が出走する。
◇
香港マイル(芝1600メートル)
安田記念(17着)に参戦した
ヴォイッジバブル(セン6歳、香港・Pイウ厩舎、父
ディープフィールド)は昨年の2着馬。昨年はジョッキークラブマイル・G2・3着からの臨戦だったが、今年は同レースを快勝して臨む。日本のマイルG1馬
ジャンタルマンタル(牡3歳、栗東・
高野友和厩舎、父
パレスマリス)、
ソウルラッシュ(牡6歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父
ルーラーシップ)と激突する。
◇
香港カップ(芝2000メートル)
ロマンチックウォリアー(セン6歳、香港・Cシャム厩舎、父
アクラメイション)は初来日となった
安田記念で18年ぶりとなる海外馬の勝利を成し遂げ、積み上げたG1タイトルは8つ。同レース3連覇をかけて、
タスティエーラ(牡4歳、美浦・
堀宣行厩舎、父
サトノクラウン)、
リバティアイランド(牝4歳、栗東・
中内田充正厩舎、父
ドゥラメンテ)の前に立ち塞がる。
スポーツ報知