今週の日曜日は、京都競馬場で
京阪杯(GIII・芝1200m)が行われます。
11年以降に京都芝1200mで開催された
京阪杯(計10レース)では、6番人気以下が3勝2着4回3着9回で複勝回収率111%と好成績を残しています。
17年の
京阪杯では9番人気、6番人気、14番人気で決着し人気薄が上位を独占。三連単167万円超えの大波乱となりました。ほかでは14年と18年の2着と3着が二桁人気馬と穴馬の激走が目立つ傾向にあります。
人気薄が好走するのは前走の着順や人気がアテにならない証と言えます。11年以降に京都芝1200mで開催された
京阪杯(計10レース)では、前走4着以下の馬が6勝2着6回3着6回となっています。前走で馬券に絡めていない馬でも巻き返すケースがあるということは覚えておきたいポイントです。
さらに前走の人気を見ると、前走4番人気以下の馬が5勝2着4回3着10回となっています。前走の人気にとらわれることなく、柔軟な発想で予想を組み立てるのが的中へ近づくカギと言えるかもしれません。
今年の
京阪杯も混戦ムードが漂っていますし、波乱の決着になる可能性も十分に考えられます。前走の着順や人気に縛られることなく、広い視野で考えることが高配当を得るためには重要になってきそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
今年の短距離重賞では函館ス
プリントSで【残った馬】の
サトノレーヴが優勝し2着に
ウイングレイテストが入りワンツー決着。
フィリーズレビューでは【残った馬】の
エトヴプレが11番人気で優勝し高配当決着を演出しています!
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走12番人気以下で上がり3位以下
[0-0-0-26]複勝率0%
該当馬:
ヴェントヴォーチェ、
エイシンスポッター、
グレイトゲイナー、
テイエムスパーダ(過去の該当馬:13年
マヤノリュウジン3番人気9着)
※特に言及のない限り、データは11年以降に京都芝1200mで開催された
京阪杯(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想される
エイシンスポッターが該当しました。
前走で人気薄だった馬にもチャンスのある一戦ではありますが、前走で12番人気以下と極端に低評価だった馬は苦戦傾向にあります。
データ対象の
京阪杯で前走12番人気以下の馬は32頭が出走し2着1回3着1回となっています。馬券に絡んだのは前走で上がり2位以内の脚を使っていた馬のみとなっています。前走で12番人気以下だったとしても、末脚に見どころのあった馬については、差し脚が活きる流れになれば浮上する余地があるということなのでしょう。
該当馬に挙げた
エイシンスポッターの前走は15番人気での出走。上がりは3位以下と平凡な記録となっています。また、以前は上がり最速を記録することも珍しくなかった本馬ですが、ここ3走は全て上がり4位以下と以前のような切れを見られないのも不安を感じさせます。
自分で競馬を作れるタイプではなく、追い込み脚質で展開に左右されるタイプですので、人気でも積極的には手は出しにくいタイプでもあります。これが人気薄ならばハイリターンも見込めるので多少のリスクも仕方ないですが、配当妙味が薄い人気馬ならば少しでもリスクは抑えたいところです。
そういった面や
京阪杯自体が波乱傾向の強いレースであることを考えれば、不安のある人気馬はズバッと切ることも一考し積極的に高配当を狙うのもひとつの策ではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。