「チャンピオンズC・G1」(12月1日、中京)
好時計をたたき出し、連覇へ向けての準備を進めた。昨年の覇者
レモンポップは21日、主戦の坂井が騎乗して美浦Wで併せ馬。スタンド前から
ルージュアベリア(3歳2勝クラス)を追走し、序盤の緩いペースでも折り合いを欠くことはない。向正面から少しペースが上がるとスムーズに
ギアチェンジ。残り1F地点を過ぎて追いだされると、一気に相手を引き離して3馬身先着した。
6F79秒5-36秒8-11秒5のタイムに、坂井は「1週前なのでしっかりやりたかった。いつも調教で動く馬だけど、時計も出ているし、問題ないですね」と順調な仕上がりを感じ取る。G1級5勝を挙げた
レモンポップも、今回が現役最後の戦いとなる。主戦は「ラストランとなるので、この馬らしい走りを見せてほしい」と有終Vを期待した。
提供:デイリースポーツ