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【ジャパンC】総大将で海外強豪を迎撃、ディープとハーツ…武豊を巡るストーリー「競馬はおもしろい」

スポニチ
  • 2024年11月22日(金) 11時59分
 国内外の超強豪が集ったG1・ジャパンカップは24日、東京芝2400メートルで行われる。

 騎手最多の5勝目を狙う武豊は、前走の天皇賞・秋を衝撃の末脚で制したドウデュース(牡5=友道)とのコンビ。今年のジャパンカップ武豊を巡るストーリーが散りばめられている。

 武豊は13日、自身のオフィシャルサイトの日記で「ニッポンの総大将として」とのタイトルで「久々に海外からも一流馬が参戦してきますが、ニッポンの総大将として迎え撃つ準備はできています」とつづった。

 「ニッポンの総大将」で思い浮かぶのが99年スペシャルウィークだ。98年ダービー馬は、この年の凱旋門賞を制したモンジューを迎撃し、ジャパンカップを制した。

 今年は武豊が騎乗して無敗3冠に輝き、大種牡馬としても伝説を刻んだディープインパクトの産駒最終世代オーギュストロダン(牡4=A・オブライエン)がアイルランドから参戦する。オーギュストロダンは英愛ダービーなどG1通算6勝を挙げているディープの傑作。一方、ドウデュースの父は国内で唯一、ディープインパクトを破ったハーツクライだ。

 武豊は21日の共同記者会見で「(オーギュストロダンは)ディープインパクトの最終世代で、イギリスのダービー馬ですし、ヨーロッパ最強馬と呼んでいい馬が、ラストランでジャパンカップに来るのは非常に大きなこと。たまたま私がハーツクライ産駒で一緒に戦うのは、ほんとに競馬はおもしろいとあらためて思いましたね」とコメントしている。

 ゲートインは24日午後3時40分。「これだけの馬ですし、自信を持って乗りたい。みなさんも期待してくださっている。この期待に応えたい気持ちが強い。勝てるように頑張りたい」。武豊を背にしたニッポンの総大将が、再び圧巻のパフォーマンスを披露する。

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