11月23日の京都6R・2歳新馬(ダート1800メートル=11頭立て)は、5番人気の
スマートシーカー(牡、栗東・
吉村圭司厩舎、
父シニスターミニスター)が制した。勝ち時計は1分54秒5(良)。
向こう正面で中団から位置を上げ、4角2番手で直線へ。逃げていた1番人気の
クリプトグラフィ(Cデムーロ騎手)とは4馬身ほど離れていたが、パワフルな脚取りでスパート。残り約50メートルで前をとらえ、1馬身差でゴールした。
西塚洸二騎手は「まだ未熟ですが、よく勝ち切ってくれました。ポテンシャルの高さを見せてくれました。これからに期待しています」と評価。吉村調教師は「夏に札幌で使うことも考えましたが、ピリッとせず、秋まで待ちました。中間は、普段からいい意味でうるささが出ていましたね。気持ち的にも実戦向きです。内容は粗く、子供っぽいですが、使っていけばまだ良くなりそうです」と振り返った。
スポーツ報知