◇G1・
ジャパンカップ(2024年11月24日 東京芝2400メートル)
国内外の強豪が集った「
ジャパンカップ」は、
武豊が騎乗した1番人気
ドウデュース(牡5=友道)が制し、G1通算5勝目を挙げた。
ドウデュースは1着賞金2億2000万円の
天皇賞・秋に続いて今秋のG1連勝とし、
ジャパンカップで5億円を稼いだ。
武豊は「この後の状態によると思うけど、無事なら
有馬記念と聞いている。そこで引退ということになると思う。なんとかいい最後を飾りたい」と12月22日の
有馬記念を見据える。ラストランも飾ると、1着賞金5億円と合わせて同一年度にこの3レース優勝の報奨金2億円もゲットする。
報奨金を除いた総賞金でも
有馬記念も勝てば22億7000万円超となり、現在トップの
ウシュバテソーロの22億3957万6400円を越えて歴代1位に浮上する。
秋の3冠を達成したのは00年
テイエムオペラオー、04年
ゼンノロブロイの2頭。
ドウデュースは史上3頭目の快挙を達成し、大団円のゴールを迎えるか。
▼
ジャパンカップ 70年代後半に「世界に通用する馬づくり」が提唱され、81年に創設された。第1回に参戦した外国馬は北米とアジアの8頭だった。日本馬の初勝利は84年の
カツラギエース。外国馬の勝利は05年の
アルカセットを最後に途絶えている。
スポニチ