武豊騎手が
サンライズジパング(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)で、
チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)の17年ぶり5勝目を狙う。
武豊騎手は前身の
ジャパンCダート時代も含め、これまで
チャンピオンズCに21回騎乗している。01年に
クロフネで初制覇。04年の
タイムパラドックス、05年の
カネヒキリで連覇を果たすと、07年に
ヴァーミリアンで4勝目を手にした。これは
C.ルメール騎手、
M.デムーロ騎手、藤田伸二元騎手の2勝を抑え、単独トップの数字だ。しかし、レース名が
チャンピオンズCに変更となって以降は8回騎乗して未勝利。16年の
アウォーディーでの2着が最高着順となっている。
今年のパートナーは
サンライズジパングだ。芝ダート二刀流でキャリアを重ねてきたが、今秋はダートに専念。
不来方賞で重賞初制覇を果たすと、
ジャパンダートクラシックでは
フォーエバーヤング、
ミッキーファイトに続く3着に健闘。そして古馬と初対戦となった前走の
みやこSで2つ目のタイトルを獲得した。今回はさらに相手が強くなるが、
武豊騎手とは4戦3勝、3着1回と相性抜群。左回りに替わるのもプラスなので、十分にチャンスがありそうだ。
先週の
ジャパンCを
ドウデュースで制した
武豊騎手。2週連続の
JRA・GI制覇となれば、06年の
天皇賞(春)・
ディープインパクト→
NHKマイルC・
ロジック以来で18年ぶりとなる。今週もレジェンドらしい手綱捌きを期待したい。