C.ルメール騎手が
ミックファイア(牡4、大井・
渡辺和雄厩舎)で、
チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)の11年ぶり3勝目を狙う。
ルメール騎手は前身の
ジャパンCダート時代も含め、これまで
チャンピオンズCに15回騎乗している。08年に
カネヒキリで初制覇。13年に
ベルシャザールで2勝目を手にした。これは4勝の
武豊騎手に次いで、
M.デムーロ騎手、藤田伸二元騎手で並んで2位タイの数字だ。しかし、レース名が
チャンピオンズCに変更となって以降は8回騎乗して未勝利。15年の
ノンコノユメ、19年の
ゴールドドリームでの2着が最高着順となっている。
今年のパートナーは大井所属の
ミックファイアだ。昨年は
羽田盃、
東京ダービー、
ジャパンダートダービーを制し、史上2頭目となる無敗での南関東クラシック3冠を達成。年長馬との戦いとなって以降は未勝利だが、3走前の
フェブラリーSでは0秒8差の7着に健闘している。中央の砂は合うイメージなので、立ち回り一つで見せ場以上があっていい。
ルメール騎手が地方所属馬で
JRAの重賞に参戦するのは、04年の
ジャパンCの
コスモバルク(2着)、18年の
エルムSの
リッカルド(6着)に続き、6年ぶり3回目となる。初騎乗のパートナーでどんなレースを見せてくれるのか、大いに楽しみにしたい。