「
ジャパンC・G1」(24日、東京)
日米通算4367安打を放ち、日本人野手初の
メジャーリーガーとして活躍したイチロー氏(51)が24日、東京競馬場で行われた「第44回
ジャパンC」の表彰式にプレ
ゼンターとして登場。レース終了後にトークショーを行った。
超満員のお客さんからのイチローコールを受け、「こんばんは、みなさん。イチローです」と、あいさつ。初めて競馬場に来たというイチロー氏は「(競馬場は)美しかったです。競馬場の景色、ファンの歓声、熱量。野球場ではなかなか感じられない。武(豊)さんの走り、シビレました」と、
ドウデュースで大一番を制した
武豊騎手をたたえた。
親交が深いという武との事前対談では、優勝してトークショーに参加すると約束していたという。「それでも勝てる?って思っていました。(武は)持っているとか持っていないとか超越した存在なんだなと。スーパースターが勝つと余韻がすごい。皆さんがその余韻に浸っている」と力説した。
初めて“盟友”の仕事姿を見たイチロー氏は「普段はプライベートで会う機会が多くて、今までのイメージでいられなくなるかもなと怖かったんです。でもレースを勝っても武さん変わらない人だなって。かっこよすぎます」とベタ惚れ。イ
ベントにサプ
ライズで登場したユタカは「こっちは必死ですよ!」と言いつつ、最後の直線で考えていたことを問われると「これでイチローさんに会えるかなと思って。勝たなきゃ表彰式で会えないので」とひょうひょうと答え、会場を沸かせていた。
イチロー氏は、JRAとの初のコラボ企画「ICHIRO MEETS KEIBA」と実施。
武豊騎手との対談など、さまざまなWEB
コンテンツや競馬場内のイ
ベント企画が展開されていた。
提供:デイリースポーツ