日米通算4367安打を放ち、日本人野手初の
メジャーリーガーとして活躍したイチロー氏(51)が24日、東京競馬場で行われた「第44回
ジャパンカップ」の表彰式にプレ
ゼンターとして登場した。最終レース終了後には、
ドウデュースで優勝を飾った
武豊騎手(55)=栗東・フリー=とトークショーを行った。
競馬は初めてというイチロー氏。WEB
コンテンツなどで、JRAとコラボ企画を展開している。オ
ファーを受けた時の心境を、「武さんに会えるかもと思って」とニッコリ。30年来の仲だが、ここ数年はなかなか会えていなかったといい、「連絡しても返ってこなかったんですよ!僕、何かやらかしたかなと心配してたんですよね」と“音信不通”になっていたことを明かした。
心配する野球界のスーパースターをよそに、イ
ベントに飛び込みで参加したユタカは「(イチロー氏は)本当に尊敬できる男なんで。会うのを楽しみにしてて」とコメント。すかさずイチロー氏が「返信してよ」と懇願すると、音信不通の“犯人”は「(連絡が)届いていなくて。電話番号変えたのを教えてなかった」と告白。これを聞いたイチロー氏は「僕に教えてくれなかったんですよ。そんなことあります?」と、マイペースな
武豊に驚いていた。
久々の再会となった2人。野球界のレジェンドは「何年離れていても繋がっているんだろうなと思える、数少ないアスリートです。武さんにはいつまでもどこまでも走り続けてほしい」と、心からのエールを送っていた。
提供:デイリースポーツ