冬の中山シリーズが開幕する。開幕土曜の11月30日のメインを飾るのは名物マラソン重賞「第58回スポーツニッポン賞
ステイヤーズステークス」(芝3600メートル)。長距離自慢の好メンバーが集まった。
主役は前走・
京都大賞典で重賞初Vを飾った
シュヴァリエローズだ。春最後の
目黒記念2着と地力アップをアピール。
京都大賞典は8番人気と意外な低評価だったが、古豪
ディープボンド、
宝塚記念優勝馬
ブローザホーンを一蹴し、待望の初タイトルを奪取した。長距離路線に転じてから安定感が抜群。重賞連覇を飾って、G1進出に名乗りだ。
ラ
イバルは昨年の当レース覇者
アイアンバローズ。春の海外遠征は成績一息だったが、鉄砲駆けするタイプだけに自慢の先行力は侮れない。
福島記念3着の
ダンディズムは昨年の当レース6着。大崩れしない粘り強い運びは注目。
シルブロンは昨年
ダイヤモンドS3着のスタミナ自慢。2走前の
京都大賞典で3着好走の
メイショウブレゲも、着実に力をつけて上位候補。
スポニチ