30日に京都で行われる「第75回
チャレンジC」(芝2000メートル)は個性派がそろった。
栗東で調整を進める関東馬
エピファニーは2月
小倉大賞典で重賞初制覇。前々走のG1
大阪杯は0秒7差10着に敗れたが、前走の
中京記念は中団から差してタイム差なしの2着。G3なら実績は一枚上だ。間隔は空いたが、しっかり乗り込まれて今月中旬に栗東へ移動。いきなり力を出せそうだ。精神面が成長した今なら初の京都にも対応できる。
3歳牝馬
コガネノソラは夏の
クイーンSで古馬を蹴散らし、重賞初制覇を飾った。前走の
秋華賞は9着でG1の壁に阻まれたが、2着とは0秒6差だから悲観する内容ではない。ここでもチャンス十分。昨年の
天皇賞・春6着以来となる
ボルドグフーシュは22年
菊花賞、
有馬記念で続けて2着に入った。右前脚の腱周囲炎で休養が長引いたが、中間は坂路で抜群の動き。あとは久々で息が持つか。昨年の
七夕賞で重賞初制覇を飾った後、右前脚に屈腱炎を発症した
セイウンハーデスもここが復帰戦。他にはすんなりハナなら粘り強い
バビット、堅実派
ディープモンスターも侮れない。
スポニチ