悲願の
ビッグタイトル獲得なるか。
岩田望来騎手が
チャンピオンズカップ(3歳上・GI・ダ1800m)の
ハギノアレグリアス(牡7、栗東・
四位洋文厩舎)で
JRA・GI初制覇を狙う。
岩田望来騎手は19年デビューの24歳。一昨年、昨年と
JRA年間100勝を達成し、24日には通算500勝を達成した。重賞は22年の
京都新聞杯の
アスクワイルドモア、23年の
ローズSの
マスクトディーヴァなど11勝。しかしGIは59戦して未勝利。22年の
高松宮記念の
ロータスランド、昨年の
秋華賞の
マスクトディーヴァの2着が最高着順となっている。10月の
天皇賞(秋)では8番人気の
ホウオウビスケッツを3着に導く
ファインプレーを見せたが、惜しくも戴冠には届いていない。
チャンピオンズCには古豪の
ハギノアレグリアスで挑む。昨年5月の
平安Sで久々に手綱を取り、2着に奮闘。ここから8戦連続でコンビを組み、
シリウスSの連覇に導くなど、息ぴったりの走りを見せている。昨年のチャンピオンズCは0秒8差の6着。とはいえ、内有利の展開で外々を回らされてのもので、決して悪い内容ではなかった。7歳といっても衰えはなく、立ち回り一つで昨年以上の着順は狙えるだろう。
今回のメンバーでは最年少24歳の若手のホープと、最高齢となる7歳の凸凹タッグ。強豪を撃破し、人馬揃ってのGI初制覇といきたい。