◆オブラマエストラ(27日・竹村)

　オブラマエストラ(牡2歳、栗東・池添、父レイデオロ、母ブエナビスタ)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。軽めの追い切りで、終いをサッと伸ばす程度だったが、軽やかな脚取りでラストまで集中力を維持。まだビッシリ追われていないものの、今月中旬から順調に乗り込みを消化しており、これから徐々に強度を上げていくだろう。6冠馬の母にレイデオロを迎えて、どんな成長を見せるのか楽しみだ。

◆ダンツエラン(27日・城谷)

　ファンタジーSを制し、晴れて重賞ウイナーの仲間入りを果たしたダンツエラン(牝2歳、栗東・本田)が、阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)に向けて1週前追いを消化。栗東CWで僚馬メイショウオーロラ(4歳3勝クラス)との併せ馬で、馬体を並べる形からスタート。前半はゆったりとしたリズムでも折り合いを欠くようなシーンはなく、最後はムチを使って一杯に追われ、年長馬を引き離し豪快にフィニッシュした。6F84秒7-37秒5-1F11秒2(一杯)と、1週前としては上々の時計をマーク。今の落ち着きぶりなら距離延長でも問題はなさそう。このひと追いでほぼ仕上がった感があり、次週は感触を確かめる程度で十分だ。

◆ミストレス(27日・竹原)

　阪神JF(12月8日・京都、芝1600m)に出走予定のミストレス(牝2歳、栗東・矢作)が、坂井を背に栗東CWで1週前追い切りを行った。6F79秒5-36秒5-12秒0(一杯)。ホウオウプロサンゲ(3歳3勝クラス)に0秒4先着した。24日には栗東坂路でも素軽いフットワークで登坂しており、好調をキープしている。

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提供：デイリースポーツ