冬のダート王決定戦「第25回
チャンピオンズカップ」(12月1日、中京)の最終追い切りが27日、東西トレセンで行われた。唯一の3歳馬
サンライズジパングが坂路で軽快な動きを披露。先週の
ジャパンCを制した
武豊(55)が、来春定年の
音無秀孝師(70)とのタッグで、自身18年ぶりとなる2週連続
JRA・G1制覇に挑む。同レースは28日に出走馬と枠順が決まる。
【
武豊に聞く】
――最終追い切りの意図は。
「馬も元気なので、ある程度しっかり負荷をかけても大丈夫と言われていた」
――同馬の強みは。
「まだまだ気性やレース内容が安定していなくて子供っぽいところはあるが、ラストの脚はしっかりしている」
――中京コースは初めて。
「左回りの方がコーナーがスムーズなので左回りはいい。ただ、器用さがない馬なので、もまれた時にどうなるかなど、やってみないと分からない部分は多い」
――レースのイメージは。
「それほどスタートが速くないし、道中も自分から進んでいくタイプではない。まずはG1の速いペースについていけるかがポイント」
スポニチ