札幌芝1800mの新馬戦を勝ち、札幌2歳Sは2着だったアルマヴェローチェ(栗東・上村洋行厩舎)。次走は阪神ジュベナイルフィリーズ(12月8日・阪神芝1600m)への出走を予定しており、今朝28日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。

　1回目のハローが終了した直後のCWで岩田望来騎手が騎乗して、2馬身ほど後ろからマコトヴェリーキーを追走。向正面でのラップは遅すぎず速すぎずというところで、4コーナーから最後の直線に向くあたりでスピードが上がる。

　マコトヴェリーキーが最後の直線に向いて即座に加速したのに対して、アルマヴェローチェはジョッキーが促して促しての加速。その分、一瞬だけ2頭の差がひろがるようなところがあったが、加速するとぐんぐん前との差を詰め、そして、ゴールではアルマヴェローチェがマコトヴェリーキーを抜き去って先着でゴール。

　時計は6F81.9〜5F66.9〜4F52.1〜3F37.0〜2F23.1〜1F11.3秒。デビュー前もCWで追い切られたことがなかったので、この中間の追い切りが初めての栗東となる。よって、この6F時計も自己ベストになるわけだが、追われるごとに動きが良くなっている印象があるだけに、最終追いでも進化を見せてくれそうな気がする。