師走の中山が開幕。その開幕日に行われる名物G2「第58回スポニチ賞ステイヤーズS」。平地重賞競走では最長の3600メートルで争われるマラソンレースだ。トリッキーな中山内回りを2周。豊富なスタミナに加えて器用さも求められる。

　特殊な一戦だけにリピーターの活躍が目立つ。アイアンバローズが連覇を飾る。今年で4年連続の参戦。21年2着、22年4着に好走し、昨年は2周目に先頭に立つと、そこから後続を引き離して押し切る展開。豊富なスタミナをフルに発揮して2着(テーオーロイヤル)を2馬身半突き放す圧勝劇だった。コンビを組んだ石橋の好騎乗もキラリを光った。その鞍上とコンビ復活。今春のドバイ遠征(ドバイゴールドC8着)以来の実戦だが、豊富に乗り込み、日に日に動きは良化している。走り慣れた舞台で今年も躍動する。馬連(3)→(1)、(4)、(6)、(7)、(11)、(14)。

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