12月1日の中山メイン、11RのラピスラズリS(3歳上オープン・リステッド、芝1200メートル=16頭立て)は前2走とは一転してスタートが決まった
ペアポルックス(牡3歳、栗東・
梅田智之厩舎、父
キンシャサノキセキ)が、オープン初勝利をつかんだ。勝ち時計は1分7秒2(良)。
前2走は発馬が決まらず3、4着に敗れていたが、今回は五分に出るとハナへ。前半3ハロン33秒7の絶妙なペースで導き、ゴール前で迫ってきた
ナナオの追撃を4分の3馬身差で振り切った。
岩田康誠騎手は「2回失敗していたので、ゲートだけ集中した。今日はえーっと、こんなに速いのかというくらい。今までのは何だったのかと(笑)」と驚いた表情で振り返った。
ゲート練習に力を入れていた陣営に感謝を述べたあとには「普通に(ゲートが)決まればどこからでも競馬はできる。最後はフワフワしていたし、重賞を取れる力はある」と能力の高さを認めていた。
スポーツ報知