福盛訓之オーナーが、
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)の
スリールミニョン(牝2、栗東・
高橋康之厩舎)でGI初制覇を狙う。
21年に馬主デビュー。これまでに
JRAで8勝を挙げている。しかし、重賞は7戦して未勝利。GIは22年の
朝日杯FSに
ミシェラドラータが出走して14着だった。
阪神JFには
スリールミニョンがエントリーしている。父
ミスターメロディ、
母ルミノハレブタイ、母の
父クロフネの血統。今年の
ブリーズアップセールで1950万円(税抜)で取引された。4走前のデビュー戦でオーナーに初の新馬勝ち、そして前々走の
ききょうSでは特別初勝利を届けた馬主孝行馬。前走の
ファンタジーSは6着に終わったが、前有利の展開に加え、行きたがる面もあったので致し方なし。今回はマイルへの距離延長がカギとなるが、決め手が生きる展開になれば見せ場以上があっても不思議ない。
永島まなみ騎手が名付け親となったことでも話題を集めた
スリールミニョン。馬はもちろん、福盛訓之オーナー、
高橋康之調教師、永島騎手と揃ってのGI初制覇となれば、大いに盛り上がるに違いない。