ばんえい競馬の3歳牝馬による「第49回ばんえい
オークス」(BG1、10頭立て)が1日の11Rに
帯広競馬場で行われ、
スマイルカナ(鈴木邦、父
インフィニティー)が、力強い走りで1番人気に応え1着。2月11日の「第49回黒ユリ賞」(BG2)、11月3日の「第49回ばんえい
菊花賞」(BG2)に続く重賞3勝目をゲットした。2着に2番人気のカフカ、3着は6番人気の
ヨシノヒメが入った。
ばんえい
オークス初制覇となった
西謙一騎手は「勝ててホッとしています。負けられない戦いでしたが、その“負けられない”が一番難しい。勝てて良かったです」と喜びを語り、続けて「馬に任せて進み、障害を下りて、先頭と並んだ時には、もう大丈夫だと思っていました。女の子ですが、今後も頑張ってくれたら、うれしいです」と、ねぎらいの言葉をかけた。
ちなみに
JRAにも“同姓同名”の
スマイルカナという馬がいた。こちらは
父ディープインパクト、
母エーシンクールディ、母の父ディストーテッドユーモアという血統で2020年1月の
フェアリーステークス(中山)、同年12月の
ターコイズステークス(中山)と、マイルのG3を2勝している。
スポニチ