スマートフォン版へ

【阪神JF】4項目満点!ブラウンラチェットが主役 2戦目でアルテミスS勝利“王道”からG1初制覇へ

スポニチ
  • 2024年12月02日(月) 05時30分
 過去10年の傾向から勝ち馬を導き出す「G1データ王」が混戦の2歳女王決定戦「第76回阪神ジュベナイルフィリーズ」を斬る。5項目各20点満点のポイント制(評価対象は初参戦の外国馬と抽選組を除く15頭)で導き出されたヒロイン候補は今年米国でその名をとどろかせた、あの馬の妹だ。

 【ステップ

 アルテミスS組が【5・3・3・19】と圧倒的に強い。【1・1・0・0】のアイビーS組が不在の今年は文句なしに満点20点。最多出走のファンタジーS組は【2・0・2・31】と好走率こそ高くないが、馬券には絡むので15点。その他のレースでは、新潟2歳S、からまつ賞(東京芝7F)からそれぞれ勝ち馬が出ているので左回りのレースからの臨戦なら10点。ファンタジーS以外の右回りを使った馬は5点とする。

 【前走着順】

 前走1着馬【8・7・4・75】、同2着馬【2・1・4・23】で馬券圏内の大半を占める。前走勝っている馬でもタイム差なしの辛勝のケースは【1・1・2・27】と好走率がガクンと低下する。0秒1差以上の1着馬は20点、2着馬が15点、タイム差なしの1着馬が10点、3着以下だった馬を5点とする。

 【脚質】

 瞬発力勝負になりやすい傾向。舞台は阪神から京都に替わるが、直線が長い外回りの舞台設定は同じ。まずは前走の上がり3F順位に注目。好走があるのは1位【4・5・1・38】、2位【1・2・2・24】、3位【3・1・4・20】、4位【1・2・1・12】まで。上がり3F1〜4位で、さらに1〜5番人気以内なら【9・6・6・25】。これに該当する馬を20点、6番人気以下だった馬は15点。上がり3F5位以下は【1・0・2・51】とほぼ壊滅的で10点。

 【キャリア】

 キャリア2戦が【5・3・3・38】で連対率(=16・3%)は最も高い。同3戦も【5・5・6・48】=同15・6%で甲乙つけがたい。ともに20点とする。キャリア1戦は22年2着シンリョクカ、キャリア4戦は15年2着ウインファビラス&23年3着コラソンビートの2頭が馬券圏内でそれぞれ10点。キャリア5戦以上は1頭も馬券に絡んでおらず5点。

 【馬体重】

 明確に小型と大型が走っていない。レース当日の馬体重460キロ以上480キロ未満が【7・3・4・36】。480キロ以上500キロ未満が【3・1・0・16】でこの範囲だけで勝ち馬を網羅できる。前走460〜479キロを20点とするが、残念ながら抽選前に出走当確の馬は該当なし。同480〜499キロが15点。それ以外を10点とする。

 【結論】

 ブラウンラチェットが4項目で満点を獲得し、計90点で単独首位。キャリア2戦目でアルテミスSを勝つ“王道”を歩んだことで、ライバルを一歩リードした。米G1のケンタッキーダービーBCクラシックで3着だったフォーエバーヤングの半妹が、兄よりひと足早くJRA・G1のタイトルをつかむか。次位は80点で4頭が横並び。当日の馬体重次第で順番をつけたい。(データ班)

スポニチ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す