好位で折り合い、抜群のレースセンスで連勝中の
ブラウンラチェットが2歳牝馬の頂点に立つ。主な有力馬は次の通り。
■12/8(日)
阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・京都芝1600m)
デビュー戦の中山、そして前走の東京と異なる流れの中でも動じることなく、しっかりと折り合って差し切った
ブラウンラチェット(牝2、美浦・
手塚貴久厩舎)。2歳牝馬とは思えない大人びたレースで連勝と現時点での完成度が高く、3連勝でGIを制覇する。鞍上は
C.ルメール騎手。
テリオスララ(牝2、美浦・
田島俊明厩舎)は自分で競馬が作れる強みがあり、しかも上がり最速と抜け目がない。前走で京都の外回りコースを経験して勝っているのも大きなアドバンテージ。勢いそのままに頂点を狙う。鞍上は
M.デムーロ騎手。
その他、同レース初めての参戦となる外国馬で米G1・2着の
メイデイレディ(牝2、米国・J.リー厩舎)、2戦ともに違う流れのなかでもきっちりと勝利した
ビップデイジー(牝2、栗東・
松下武士厩舎)、逃げ差し自在の
ダンツエラン(牝2、栗東・
本田優厩舎)、同舞台で重賞を勝った
ランフォーヴァウ(牝2、栗東・
福永祐一厩舎)、京都・小倉・中山と異なる競馬でも好結果を出している
ジャルディニエ(牝2、栗東・
奥村豊厩舎)なども2歳牝馬のトップを狙う。発走は15時40分。