師走の中山開催も2週目を迎え、メイクデビューは土日で計4鞍が組まれている。土曜日の芝1600mには各厩舎の素質馬がスタンバイしており、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。
【12月7日(土) 中山芝1600m】
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アッサジャン(牝、
父ブラックタイド、
母ウィキウィキ、美浦・
国枝栄厩舎)
半兄にダービー馬の
マカヒキ、半姉に
ウリウリ(
京都牝馬S、
CBC賞)がいる。10月中にゲート試験に合格し、その後も順調に乗り込みを進めてきた。「デビュー前としてはしっかりと動けている。ひとまずはマイルくらいの距離が良さそう」と
国枝栄調教師。鞍上は
荻野極騎手が予定されている。
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アルメントフーベル(牝、父
サートゥルナーリア、母アメリ、美浦・
宮田敬介厩舎)
祖母の
アゼリは米G1を11勝した歴史的名牝。兄姉は
プライムフェイズ(3勝)、
ガンダルフ(4勝)、
ドゥムーラン(1勝)が勝ち上がっている。東京開催でのデビューを見送り、ここまで予定を延ばした。「まだ色々と課題があるけど、調教の動き自体は悪くない。しっかりとすれば走ってきそうです」と
宮田敬介調教師。鞍上は調整中となっている。
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ギフテッド(牝、父
モーリス、
母ルパンII、美浦・
武井亮厩舎)
半兄に
ファントムシーフ(
共同通信杯)、
ディスペランツァ(
アーリントンC)がいる。「いい背中をしている。まだ動き切れないような感じがあるけど、ひと追い毎に良くなってきています」と
武井亮調教師。鞍上は
菅原明良騎手が予定されている。
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ブルスカメンテ(牝、父
ドゥラメンテ、
母スウィッチインタイム、美浦・
黒岩陽一厩舎)
1歳上の半兄
ダノンスウィッチは現2勝。祖母のスウィッチは米G1を2勝している。「小柄で少し非力な部分があるけど、走りは軽い。芝で良さそうだし、まだまだ良くなってくると思います」と
黒岩陽一調教師。鞍上は調整中となっている。
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ルナルーチェット(父
ブリックスアンドモルタル、
母イルミナント、美浦・
国枝栄厩舎)
母は米G1(ゲイムリーS)の勝ち馬。半姉に
ライトクオンタム(
シンザン記念)がいる。「小柄な牝馬で仕上がり自体は良さそう。しっかりと動けているし、いいスピードがありそうです」と
国枝栄調教師。鞍上は
津村明秀騎手が予定されている。
(取材・文:竹之内元)