スマートフォン版へ

【阪神JF】最も注目すべき前哨戦はアルテミスS「トップレベルに行ける馬」2歳らしからぬ高い完成度見せた良血馬

スポーツ報知
  • 2024年12月03日(火) 06時00分
◆第76回阪神JF・G1(12月8日、京都・芝1600メートル)

 2歳女王決定戦、第76回阪神JF・G1(8日、京都)の「考察」前哨戦編で松末守司記者は、過去10年で5勝のアルテミスS組に注目。瞬発力勝負を制した良血馬を高く評価した。

 阪神JFで最も注目すべき前哨戦はアルテミスSだとはっきり言える。過去10年、本番で【53319】と抜群の相性を誇っている。これは最多出走のファンタジーS組の【20231】を圧倒しており、中心になると考えるのが的中への近道だ。

 今年はブラウンラチェットが勝ち名乗りを上げた。レースは例年通り、前半800メートルが47秒7のスロー。折り合いを欠く馬がいるなか、スッと3番手につけ楽に追走した。直線はラスト3ハロンからのラップが11秒5―11秒1―11秒0と加速を続ける瞬発力勝負になったが、前が塞がり追い出しを我慢するシーンがありながらも、進路ができると瞬間的に反応し、最後は手綱を緩めてゴール。1馬身1/4の着差以上に強さが際立った。

 2歳馬らしからぬ走りにルメール騎手も「ずっと落ち着いていて完璧なレース。トップレベルに行ける馬」と絶賛した。キャリアの浅い2歳戦のこの時期に、すでに持ち合わせているレースセンスと高い操縦性は信頼に値する。

 半兄に今年のサウジアラビア、UAEの両ダービーを制したフォーエバーヤングがいる良血。王道G3を制したスター候補生は当然、G1でも主役級として扱う必要がある。(松末 守司)

スポーツ報知

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す