12月4日(水)に香港の
ハッピーバレー競馬場で開催された「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・
チャンピオンシップ2024」。日本からは
川田将雅騎手が参戦するなど世界の名手たちが競ったレースは現地で大きな盛り上がりを見せた。
だが、一つ疑問が浮かぶ。なぜ「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・
チャンピオンシップ2024」の第1戦は現地時間20時10分、優勝者が決まる第4戦に至っては22時10分と時間が遅いのだろうか。8日(日)に控える香港国際競走は最初のレースとなる
香港ヴァーズは現地時間14時10分、メインとなる
香港カップでも16時40分だ。どうして「ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・
チャンピオンシップ2024」はこんなにも遅いのだろうか。香港ジョッキークラブに聞いてみた。
返って来た回答はとてもシンプルだった。「開催が水曜日なので働いている方が多く、みなさんに見てもらうため、また楽しんでもらうために夜に設定しているんです」とのこと。当たり前と言えば当たり前だが、ナイター開催でも22時台のレースがない日本にとってこの時間は新鮮だ。
日本は香港よりも時差が進んでいるため最終レースは日本時間23時10分。日本のファンが目をこすりながらの観戦となった理由は、香港のファンのためだったのだ。そして現地では22時30分にセレモニーが終了した後、22時55分に最終レースが行われたことも付け加えておく。