5日(木)、
タスティエーラ(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)と
サトノレーヴ(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)が8日(日)に行われる香港国際競走を前に最終追い。2頭併せで本番に備えた。
タスティエーラは
香港カップ(3歳上・香G1・芝2000m)に出走予定。昨年の
日本ダービー馬も2着となった
菊花賞以降厳しいレースが続いていたが、前走の
天皇賞(秋)で
ドウデュースに次ぐ2着を確保。良いかたちを取り戻して香港入りできた。現地でも日本を代表する馬と報じられており期待値は高い。
一方の
サトノレーヴは
香港スプリント(3歳上・香G1・芝1200m)に出走予定。前走の
スプリンターズSでは1番人気ながら7着に敗れているものの、10戦7勝の成績を誇る日本きってのス
プリンターだ。地元の新星カーイン
ライジング(
Ka Ying Rising、セ4、香・D.
ヘイズ厩舎)が強敵となりそうだが、本番にも騎乗するJ.モレイラ騎手が感触を確かめている点も心強い。
2頭とも初の海外レースとなるが僚馬の存在はきっと心強いだろう。異国の地で実現した豪華なリハーサル。切磋琢磨で
ビッグタイトルを狙いにかかる。