◆第76回朝日杯FS・G1(12月15日、京都競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り＝12月5日、美浦トレセン

　前走のサウジアラビアロイヤルC5着から巻き返しを狙うアルレッキーノ(牡2歳、美浦・国枝栄厩舎、父ブリックスアンドモルタル)が、Wコースでスピード感あふれる走りを見せた。単走で馬場の外めを回して、6ハロン81秒1―12秒0の馬なりで勢いよく駆け抜けた。

　鈴木助手は「けっこう勢いがいいので単走で。追い切った後の息も良かったし、冷静な感じで歩けていて、ゲートも問題なかった。能力はある。うまく乗ってもらえたら」と、能力の高さを評価した。

　デビュー2戦目だった2走前の未勝利戦(新潟・芝1600メートル)では7馬身差の圧勝劇を演じていた。現在は抽選対象が、秘める能力は侮れない。

スポーツ報知