来年度の新規調教師免許試験の合格者が12月5日に
JRAから発表され、美浦からは5人が難関を突破。
手塚貴久調教師の息子、手塚貴徳氏は3回目の挑戦で調教師の道をひらいた。
秋本大介氏(美浦・
菊川正達厩舎・調教助手)「トレセンに入ったときに小島太調教師に憧れて自分も調教師になりたいと思いました。現在、所属している
菊川正達先生がスタッフに対して明るくやさしくされていて、馬に対してもいい影響が出ていると思うので、将来こういった姿勢の調教師でありたいと思います」
手塚貴徳氏(美浦・
相沢郁厩舎・調教助手)「調教師の父が楽しそうに仕事をしている姿を見て、自分も調教師として競馬を楽しみたいと思いました。所属している相沢厩舎も父の厩舎もスタッフがのびのびとやっている姿を間近で見てきました。競馬界の色んな方に愛される厩舎にしていきたい」
平岩大典氏(美浦・
大竹正博厩舎・調教助手)「学生時代に
藤沢和雄調教師の著書を読んで感動して、私もなりたいと思いました。大竹先生の馬への愛情、仕事への信念と熱意が考え方の土台になっています。携わってよかったと思ってもらえるような厩舎運営をしていきたい」
松尾卓哉氏(美浦・
千葉直人厩舎・調教助手)「
エルコンドルパサーのような馬をつくりたいとざっくり思っていましたが、トレセンに入って知識を身につけていくなかで、その知識を使って強い馬をつくりたいという希望が出てきたので志望しました。ファンが安心して馬券を買っていただけるような馬をつくっていきたいです」
室井潔氏(美浦・
大和田成厩舎・調教助手)「父が宇都宮の調教師で、交流レースを使う機会にきれいな競馬場に感動しました。やるなら調教師をと目指してやってきました。勝つことや、ひとつでも着順を上げることは大前提ですが、従業員が朝仕事に出てくるときに今日も頑張ろうと前向きな気持ちになるような厩舎にしていきたい」
スポーツ報知