JRAは5日、「第69回有馬記念」(22日、中山芝2500メートル)のファン投票最終結果を発表した。昨年の有馬記念に続く連覇が懸かるドウデュース(牡5＝友道、父ハーツクライ)が47万8415票を集め、堂々1位。22年タイトルホルダーの36万8304票を更新する歴代最多の得票数となった。

　日本全国のファンが投じた票が山のように積み重なった。2週前の第1回中間発表で19万2578票、第2回中間発表で既に33万8702票と凄まじい集票力を見せ、さらにラスト1週間で13万9713票を上乗せ。23万8367票を集め、同じく歴代最多の得票数となった宝塚記念(昨年イクイノックスの21万6379票を更新)に続く2季連続の1位選出だ。熱い思いを背負い、今年も暮れの大一番に臨む。

　21年朝日杯FS、22年日本ダービー、23年有馬記念を制し、今季初戦の天皇賞・秋でメジロマックイーン、メジロドーベル、アグネスデジタル、ウオッカ、ブエナビスタ、ゴールドシップに続く史上7頭目の4年連続JRA・G1制覇を達成。前走ジャパンCもものにし、ラストランのここにつなげた。秋古馬3冠制覇なら00年テイエムオペラオー、04年ゼンノロブロイに続く偉業。武豊に導かれ、有終の美に向かって突き進む。

　ファン投票は2位ダノンデサイル(牡3＝安田)、3位ベラジオオペラ(牡4＝上村)、4位テーオーロイヤル(牡6＝岡田)、5位ブローザホーン(牡5＝吉岡)、6位チェルヴィニア(牝3＝木村)、7位アーバンシック(牡3＝武井)、8位ディープボンド(牡7＝大久保)、9位スタニングローズ(牝5＝高野)、10位ジャスティンパレス(牡5＝杉山晴)、11位リバティアイランド(牝4＝中内田)、12位ソールオリエンス(牡4＝手塚)、13位レガレイラ(牝3＝木村)、14位ドゥレッツァ(牡4＝尾関)、15位タスティエーラ(牡4＝堀)となっている。

　8日に特別登録があり、登録馬のうちファン投票の得票数が多い10頭に優先出走権が与えられる。

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