朝の調教中に右手小指を負傷し、12月1日の中山競馬で乗り替わりとなっていた
大江原比呂騎手=美浦・
武市康男厩舎=は、回復具合を見て今週以降の騎乗を判断するとしていたが、5日になっても指の腫れが引かず回復に専念する。
大江原比騎手は「100%で握ることができないので…スイマセン」と少ない言葉に無念さをにじませた。武市調教師は「馬を与えて下さる方にも申し訳ないですし、じっくり治していこうと思います」と、中途半端な状態ではなく、万全の態勢で騎乗する方針を明かした。
東日本地区の予選を勝ち抜き、12月12日に
園田競馬場、同14日に中京競馬場で行われる「2024ヤングジョッキーズシリーズ
ファイナルラウンド」への参戦も断念。「本人が一番苦しいと思うけど、これからなので」とトレーナー。この悔しさをバネに回復後の活躍に期待したい。
スポーツ報知