◆ボブズヤアンクル＆ギャンブルルーム(5日・堀尾)

　栗東・大久保厩舎は今週土曜、L.デットーリに2頭を騎乗依頼。京都8R・3歳以上1勝クラス(ダート1200m)のボブズヤアンクル(セン5歳)と、京都12R・3歳以上2勝クラス(芝2400m)のギャンブルルーム(牡3歳)で、いずれも「新たな面を引き出してもらえれば」と師は名手にもうひと押しを託す。やや勝ちみに遅いタイプをどうエスコートするか。

◆キングズパレス(5日・玉川)

　土曜中京11R・中日新聞杯(芝2000m)へ出走するキングズパレス(牡5歳、美浦・戸田)はハンデが57.5キロ。師は「『テン5』は余計だなあ」と苦笑していた。ただ、馬の出来はすこぶる良好のよう。重賞ウイナーに輝くことを期待したい。

◆コートアリシアン(5日・文元)

　日曜京都11R・阪神JF(芝1600m)を予定しているコートアリシアン(牝2歳、美浦・伊藤大)は、8月の新潟2歳S2着以来の実戦。「折り合いを欠いて走りがバラバラになりながらも、いったんは先頭に立って見せ場をつくった。改めて能力の高さを認識できた」と師は前走を振り返る。「賞金もあったので早い時期から次走を決められた。身長が伸びて馬体も増えているし、いいコンディションで当日を迎えたい」と抜かりのない仕上げを約束した。

◆アルマヴェローチェ(5日・赤木)

　日曜京都11R・阪神JF(芝1600m)に出走するアルマヴェローチェ(牝2歳、栗東・上村)。札幌2歳S2着以来となるが「レースのひと月前に戻して調整してきた。最終追い切りは予定していたより時計が速くなってしまったけれど、無理はしていないからね。順調にきている」と、師は仕上がりに納得の表情だ。

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提供：デイリースポーツ