今年は日本馬9頭が出走予定の香港国際競走。すでに現地ではレーシングガイドが配布されており、出走予定の各馬の情報が記されている。そこで日本馬はどのように記載されているのか、注目馬はどの馬かチェックしてみた。
まずは
香港スプリント。話題の中心はGI未勝利ながら、地元香港の期待を大きく集めるカーイン
ライジング(
Ka Ying Rising、セ4、香・D.
ヘイズ厩舎)。その中で2番手として
BCターフス
プリントを勝利している
スターラスト(
Starlust、牡3、英・R.ベケット厩舎)とともに名前を挙げられたのが
ルガル(牡4、栗東・
杉山晴紀厩舎)、
トウシンマカオ(牡5、美浦・
高柳瑞樹厩舎)の
スプリンターズS1着、2着コンビ。中山競馬場を沸かせた2頭がどんな走りを見せてくれるか注目だ。
過去3勝を挙げている圧倒的王者
ゴールデンシックスティ(
Golden Sixty)が去った
香港マイルで、一番手として名前が出てきたのは
ヴォイッジバブル(
Voyage Bubble、セ6、香・P.イウ厩舎)。今年の
安田記念にも参戦(17着)した同馬への期待は高いが、
ソウルラッシュ(牡6、栗東・
池江泰寿厩舎)と
ジャンタルマンタル(牡3、栗東・
高野友和厩舎)。ともにGIを制している点、また日本馬が近10年で2勝を挙げている点も魅力としている。
最後に
香港カップ。やはり3連覇のかかる
ロマンチックウォリアー(
Romantic Warrior、セ6、香・C.シャム厩舎)が筆頭に挙がるが、過去10回で5勝を挙げる日本馬も強力であると紹介。23年の
日本ダービー覇者
タスティエーラ(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)、
ドバイシーマクラシックで3着に入っている
リバティアイランド(牝4、栗東・
中内田充正厩舎)と日本を代表する馬が出走すると評されている。
現地でも注目を集める日本馬たち。ぜひ下馬評以上の走りで香港のファンたちを驚かせてほしい。