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昨年の朝日杯FS覇者の父パレスマリス 馬産地でも大人気なその後の活躍ぶりとは

  • 2024年12月10日(火) 11時45分
 昨年の朝日杯フューチュリティステークス(2歳牡牝・GI・芝1600m)では持込馬のジャンタルマンタルが無敗戴冠を果たしたが、同時に父のパレスマリスも注目を集めた。というのもレースの4日前、北海道日高町のダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックスが導入を発表していたからだ。そこで、その後のパレスマリスについてチェックしたい。

 パレスマリス産駒はここまで中央でデビューした7頭中6頭が勝ち上がっている。中でも先述のジャンタルマンタルに加え、今年のシンザン記念を制したノーブルロジャー、条件戦を連勝して8日のカペラSに参戦したインユアパレスの3頭がオープンまで出世している。

 そして今年から日本で種牡馬生活を送るパレスマリスは初年度から262頭に種付け。ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの発表によると、今年国内で種付けした種牡馬では最多頭数だった。交配相手にはジャンタルマンタルの母であるインディアマントゥアナを筆頭に、アンジュデジールサルサディオーネビッグリボンプリンセスオブシルマーワントゥワンなど銘柄級がズラリ。これまでの産駒実績を考えても成功は間違いなく、来月以降に生まれてくる国内種付組のデビューは早ければ27年夏、その時を心待ちにしたい。

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