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【中日新聞杯予想】混戦必至なハンデ重賞 急坂を2度越える難コースを攻略するのは

  • 2024年12月07日(土) 06時35分
 今回で60回目というレースで、現行条件で行われるのは2006年から09年までと、2017年以降。現在では暮れの中京シリーズを代表するハンデ戦として行われている。中京競馬場芝2000mコースはスタンド前からスタートして馬場を1周と少々。高低差2mほどの急坂をスタート直後とゴール前の2度越えなければならないという難コースだ。基本的には逃げ、先行馬が有利にレースを運べる舞台設定となっている。

 ◎ロードデルレイ白富士S優勝馬で、アクシデント明けのアンドロメダS2着。この時はトップナイフ(3着)、ディープモンスター(4着)に先着を果たしている。その1戦を含めて、ここまで[5-1-0-1]で、唯一馬券の対象から外れたのは神戸新聞杯0.1秒差4着だから、評価を落とす必要はない。2度目の重賞挑戦で57.5kgのハンデはやや見込まれた感もあるが、ハンデキャッパーも認める強さなのだろう。

 〇キングズパレス新潟大賞典2着、七夕賞2着、新潟記念3着。3歳春にはプリンシパルS2着もある。さすがに天皇賞(秋)は荷が重かったようだが、それでも道中で口を割るようなシーンがありながらも0.7秒差なら悪くない。その1戦を含めて芝2000mは[2-5-1-1]ならば、57.5kgのハンデはむしろ恵まれたと言えるかもしれない。

 ▲コスモキュランダ皐月賞2着馬。ほか弥生賞を勝ち、セントライト記念2着。さすがに菊花賞は距離が長かったようだが、芝2000mは[2-3-0-2]。中京競馬場の経験はないが、左回りは初勝利を挙げた新潟競馬場の経験がある。瞬発力タイプではなく、ロングスパートが武器なのも加点材料だが、他馬との比較で58kgはどうだろうか。

 △フライライクバードケフェウスS優勝馬。それを含めて中京競馬場は[3-1-1-1]と得意にしており、2000mの距離も[1-1-2-1]と守備範囲。前走の敗因が不明だが、どちらかと言えば左回りの方に良績があり、好時計勝ちの前々走を評価したい。

 他ではデビューから3連勝を記録し、ここまでリステッドレース3勝の△デシエルト、結果こそ出ていないがこの秋は調子が良さそうな△マイネルメモリーと、距離はギリギリかもしれないが関越Sの内容が良かった△クルゼイロドスルも押さえておきたい。

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