競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今週は京都で2歳女王決定戦・阪神JFが行われます。注目は何と言ってもアメリカから参戦する
メイデイレディですね。現時点で日本の2歳馬とどういう違いがあるのか。そして適性はどんなものなのかなど、注目すべき点はたくさんあります。馬券ももちろん当てたいですが、現地で見てみたいレースですね。ただ、当日は香港国際競走もありますし、どこにいても大忙し。どこかで馬券を当てて、温かい食べ物でもいただきたいものです。
さて先週の振り返りですが、11月30日の中山で行われた
葉牡丹賞(芝2000m)では
ヴィンセンシオ(牡、森一)がデビュー2連勝を飾りました。2戦とも時計差なしでしたが、きっちり勝ち切るところが勝負強いですね。中距離での連勝でクラシック路線での活躍も期待したいです。
1日の中京で行われたこうやまき賞(芝1600m)は
カラマティアノス(牡、
奥村武)が勝利。勝ち上がりに3戦を要しましたが、連勝でオープン入りを決めました。瞬発力には見どころがあり、今後も楽しみです。
9月の中山新馬戦を強い内容で制し、放牧に出ていた
ファンダム(牡、辻)が美浦に帰厩。
ジュニアC(1月5日・中山、芝1600m)を予定しています。
京成杯(1月19日・中山、芝2000m)を予定している
キングノジョー(牡、田中博)の鞍上は新馬戦に続いてルメールと発表がありました。
今週から芝の新馬戦の登録頭数が多くなっており、来週の芝1600mはかなり多くなりそう。毎年恒例となっている年末年始の除外ラッシュが起こりそうです。中距離戦はまだ大丈夫ですが、マイル戦は年始まで続くと思いますので、POG指名馬の動向には注目したいです。(馬サブロー美浦支局・木村)
提供:デイリースポーツ