こんにちは、エクアです。マイル重賞では距離延長組が劣勢に立たされます。04年以降のマイル重賞で、前走と同距離の馬は複勝率22%、短縮が21%に対して延長は13%。
1400メートルならスピードで押し切れても、マイルは“ため”が必要であったり、駆け引きの入る余地もある。延長の壁は厚い…のですが、実は重賞においてマイルへの延長で結果を出し続けている厩舎があります。
矢作厩舎【2・9・9・65】
20年間のロングスパンですが、20回の馬券圏内は圧倒的で複勝回収率144%。11回の藤原厩舎が続いて他厩舎は1桁。矢作厩舎には“延長
メソッド”があると思います。
◎
モズナナスター。
ファンタジーS2着からの臨戦で延長です。延長の不利は競馬ファンも承知ですから人気はありません。ただ前走はゴール前、内に行きたがってかわされたもので、勝ちに等しい内容でした。そして矢作厩舎の延長
メソッド。少し過去の好走例に触れます。
07年
エイムアットビップ=
ファンタジーS2着〜阪神JF2番人気3着
09年
グランプリエンゼル=橘S1着〜
NHKマイルC13番人気3着
18年
モズアスコット=安土城S2着〜
安田記念9番人気1着
阪神JFでも、
モズナナスターの母でも、父でも、矢作厩舎は過去に延長で結果を出しています。
そして今年は京都開催。直線平たんで阪神より延長が決まりやすい舞台とあれば、矢作厩舎の延長
メソッドがさく裂します。
パカラッチェ!! (V
チューバー)
スポニチ