「阪神JF・G1」(8日、京都)
中団で運んだ5番人気の
アルマヴェローチェが、直線で大外を豪快に伸びてG1初制覇を飾った。鞍上の岩田望はJRA・G1初V。2着は8番人気の
ビップデイジーで、3着には7番人気の
テリオスララが入った。1分33秒4(良)。
待望のタイトル奪取となった岩田望はゴールの瞬間、右手で力強く
ガッツポーズ。「本当にホッとしています。ずっと悔しい思いをしてきましたし、やっとここでG1を勝つことができてうれしく思います」と胸をなで下ろした。
実戦は初コンビだが、中間は追い切りにまたがるなど、しっかりとコンタクトを取ってきた。「1週前に乗った感触が良くて、今週の追い切りも良かったと聞いていたので、自信を持って乗りました。来年はもっと良くなると思います」と、パートナーのさらなる成長を期待した。
61回目の挑戦で待望のJRA・G1初制覇となった鞍上は「本当に時間がかかりました。これからも国内、海外問わずに活躍していきたいです」と気持ちを新たにしていた。
提供:デイリースポーツ