8日、香港のシャティン競馬場で行われた
香港カップ(G1)は地元香港の
ロマンチックウォリアーがこのレース3連覇を達成した。日本から参戦した
リバティアイランドは2着、
タスティエーラは3着だった。レース後の関係者のコメントは以下の通り。
レース後のコメント
2着
リバティアイランド(
川田将雅騎手)
「
リバティアイランドもとても具合良く、良い状態で競馬を迎えてくれましたし、彼女が気持ち良く走れるようにというのをメインに、この競馬を組み立てて、強い勝ち馬を意識して、馬体を合わせないように少し離れたところから捕まえに行くというプランでした。
ただ、並ぶところまで持っていけなかったのは、やはりこの香港の偉大なチャンピオンの1頭ですから、全力で挑めたことをありがたく思います」
(
中内田充正調教師)
「
ロマンチックウォリアーという強敵には完敗だったのですが、
リバティアイランド自身は自分の競馬はしてくれたかなと思います。事前に川田騎手と、今日は馬のリズム重視で行って
リバティアイランドの走り、
リバティアイランドの競馬をしよう、という話をしていました。
川田騎手もそのとおりに騎乗をしてくれましたし、最後も
リバティアイランドらしい末脚を見せてくれたかなと思います。
前走の内容を考えると、今回はちゃんと走ってくれていましたし、道中のリズムや終いの脚も最後までしっかり使って走ってくれたと思います。
本当にチームスタッフが良く頑張ってくれましたし、またそれをサポートしてくれる方もたくさんいらっしゃったので、その方たちにまずは感謝の気持ちを伝えたいのと、それに対して馬もしっかり応えて頑張ってくれたかな、というところです。
本当にこの経験がまた先に活きてくるんじゃないかと思っています」
3着
タスティエーラ(
D.レーン騎手)
「今日は
ロマンチックウォリアーに対して良く頑張ってくれました。良いポジションを取れました。ポジションを取るために脚を使うシーンがありましたが、リズム良く、
リラックスして運べていました。
日本ダービーの時から精神面と力の面で成長を感じました。一生懸命頑張ってくれました」
(
JRA発表)
ラジオNIKKEI