「
香港スプリント・香港G1」(8日、シャティン)
並み居る強豪がひしめく地元勢の壁は高かった。それでも初の海外遠征となった
サトノレーヴは3着。20年
ダノンスマッシュ以来の勝利はならなかったが、日本馬として存在感を十分に示した。
レースは中団の内で運ぶと直線もしっかり脚を使っていたが、最後はその外を伸びてきた2着馬にかわされた。8連勝を決めたカーイン
ライジングと、やはり香港勢は強かったが、モレイラは「素晴らしい走りでした。地元の強い2頭に負けました。最後までしっかり伸びてくれましたが、2頭をつかまえることはできませんでした。彼の走りには満足しています」とねぎらった。
1番人気に支持された
スプリンターズSでは7着と期待を裏切ったが、日本勢最先着と意地を見せた
サトノレーヴ。来年こそ、国内外でス
プリント界の頂点を目指す。
提供:デイリースポーツ