海外競馬観戦の楽しみの1つと言えばお土産だろう。香港国際競走が行われたシャティン競馬場でもぬいぐるみやアクスタ、Tシャツなど様々なグッズが売られており興味をそそられる。だが、気を付けてほしい。香港はショップ自体の少なさも相まって日本以上に混雑しており、肝心のレースを見逃す可能性があるからだ。
まず競馬場の開門が10時25分(以降全て現地時間)なのだが、グッズショップの開店は12時05分とすぐに入ることができない。そして開店と同時にファンが殺到。筆者が行った12時15分時点で入店には人数制限がかかっており、すでにお店の前に長蛇の列ができていた。
「日本語も結構聞こえるな…」なんて悠長に構えていたが、これがなかなか進まない。ようやくお店の入り口まで来られたときにはすでに13時を回っていた。入店してからもまだ長い。グッズを見ながらお会計までの列になっているが、こちらも一向に進まず購入が終わりお店を出たときには13時25分となっていた。
トータルでかかった時間は1時間10分。こんなものかと侮るなかれ。香港国際競走の第1レースである
香港ヴァーズは14時10分発走なのである。
香港ヴァーズ終了後はだいぶ列も落ち着いたが、それでも並んでおり状況によっては
香港スプリントを見られない可能性はある。逆にレースが終わってから…なんて考えていると18時には閉まってしまうため、最終レースまで楽しんでいるともう閉店していることも。日本からも比較的近い香港、「まずはお土産を買って、それからレース観戦を…」。そうお考えの方は開店と同時に行くことをおすすめしたい。