「
ターコイズS・G3」(14日、中山)
距離短縮で一変だ。今年のフ
ローラSを勝った
アドマイヤベルは今回が初の1600メートル戦。管理する加藤征師は「待望のマイル戦ですしね」と力が入っている。ここまでは、2勝目を3歳の4月に挙げただけに、同世代の
オークス(9着)、
秋華賞(12着)を目標に戦ってきた。中距離にも十分対応できる力はあるが、陣営は現状のベストはマイル戦と考えている。
一番の理由は折り合い面だ。馬の後ろにつけないと力むところのあるのある馬。陣営も試行錯誤しながらがやってきたが、「折り合いの観点ではうまくいかなところもありました」と師は分析する。その点で、ペースが速くなるこの距離ならスムーズな走りができる。「今回はこの距離だし、ハンデの54キロもいいと思います」とうなずく。条件変わりで一発ムードが漂っている。
提供:デイリースポーツ