「新馬戦」(15日、京都)
西の名門・友道厩舎から、縁の深い血統馬が初陣を迎える。日曜京都5R(芝1600メートル)にスタンバイする
クラヴァンス(牡2歳、父
ロードカナロア)は、母に16年
秋華賞や17年
ドバイターフを制した
ヴィブロスを持つ良血馬。母の兄姉には、こちらもG1覇者
シュヴァルグランや
ヴィルシーナがおり、いずれも友道師が手掛けてきた。
自身の兄2頭も友道厩舎で管理され、それぞれ複数勝利を挙げている。友道師は「牡馬にしては小さく、全兄の
ヴィンセドリスとはひと回り、ふた回り違う。こちらの方が
ヴィブロスに似ていますね。性格的にも悪くないですし、いいと思います」と好感触。そうそうたる名が連なるファミリーの蹄跡をたどり、G1ロードへの第一歩を踏み出す。
提供:デイリースポーツ