川崎競馬の「第75回
全日本2歳優駿」(Jpn1)は11日、11Rで行われ、西村淳騎乗の2番人気
ミリアッドラヴ(父
ニューイヤーズデイ、牝=
JRA・新谷功)が2番手追走から4コーナーで先頭に立つと、そのまま押し切って1着。ダート
グレード競走となった1997年以降では2005年
グレイスティアラ(
JRA)、09年
ラブミーチャン(笠松)、12年
サマリーズ(
JRA)、16年
リエノテソーロ(
JRA)に続く牝馬の制覇を無傷の3連勝で達成した。2着に3番人気の
ハッピーマン(
JRA)、3着は4番人気の
ソルジャーフィルド(北海道)で3連単<10><7><5>は2万460円(67番人気)。1番人気の
ナチュラルライズ(
JRA)は4着だった。
エーデルワイス賞(Jpn3、門別)に続く重賞連勝に、西村淳は表彰式で「距離は半信半疑だったけど、それを覆す強い勝ち方をしてくれました。凄い馬です。乗ってて楽しいです」と相棒を手放しで称賛。最後に「去年の
フォーエバーヤングのようになってくれればなと思います」と今後の活躍を楽しみにしていた。
一方、4着に敗れた
ナチュラルライズの鞍上・横山武は「陣営が馬具の対策をしてくれたが、まだ返し馬からハミ受けが良くなかった。現状は左回りは合わない。能力があるのでそれがもどかしいところですね」と振り返った。
スポニチ