気になるピースが埋まった。
オーストラリア遠征明けの
プログノーシスは調整中となっていた鞍上が三浦に決定。社台レースホースが発表した。その三浦が栗東に駆け付け、CWコースの1週前追いに騎乗した。
テンから軽快にラップを刻み、伸びやかなフォームで直線へ。最後まで手綱は持ったまま6F80秒6〜1F11秒6。遠征の疲れを感じさせない脚さばきでフィニッシュした。三浦は「
バランス良く走れていたし、直線は(馬の)様子を見ながら手綱を抱えたままで反応良く伸びてくれました。折り合い面を確認できたし、ポテンシャルの高さも感じました」と初コンタクトで好感触を得た。
4度目の海外遠征となった前走
コックスプレートは道中2番手から4角手前で先頭に立つシーン。勝ち馬
ヴィアシスティーナに8馬身突き放されたが2着を死守した。帰国後、検疫を経て宮城県の山元トレセンで調整し、3日に帰厩。順調に稽古を積み重ねた。中内田師は「牧場でうまく調整してもらい、いい雰囲気で戻ってきました。今朝はいつもの
プログノーシスという感じ。見えない疲れがどうかですが順調に進められています」と笑顔を見せた。
舞台は初の中山で芝2500メートル。キャリア17戦目で最長距離に挑む。「そこに関してはやってみないと。こなしてくれるといいですね」と思い描いた。海外でG1銀メダル3度の実力派。距離を延ばし、初戴冠を目指す。
スポニチ