◆ウインマーベル(13日・森元)

　阪神C(21日・京都、芝1400m)を予定しているウインマーベル(牡5歳、美浦・深山)が、美浦Wで9F130秒0-6F84秒4-13秒3(馬なり)。11日にも美浦Wで5F67秒2-11秒8を一杯に追われてマークしており、かなり意欲的な攻め過程。連覇に向けてこん身の仕上げで臨む。

◆エイシンスポッター、オフトレイル(13日・安里)

　阪神C(21日・京都、芝1400m)に2頭出しで挑む吉村厩舎。京阪杯で見せ場なく14着に終わったエイシンスポッター(牡5歳)について、師は「差しが利きづらい馬場だったとはいえこの馬らしい脚が使えなかった。千四は守備範囲だし、改めて」と巻き返しを期待する。距離適性を踏まえてマイルCSに向かわなかったオフトレイル(牡3歳)については、「前走(スワンS2着)は素晴らしい伸び。これまで距離が持つように努めてきたが、やはり千四の適性は高かった。再度同じ舞台。メンバーが強いが、この馬の脚を使えれば」と重賞2勝目を狙う。

◆アーバンシック(13日・石渡)

　有馬記念(22日・中山、芝2500m)を予定している菊花賞馬アーバンシック(牡3歳、美浦・武井)が本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂。11日に帰厩後の2本目の追い切りを消化したが、柔らかみのあるフットワークでテンションの高揚も見受けられない。今後の動向に注目したい。

◆ディープボンド(13日・堀尾)

　4年連続で有馬記念(22日・中山、芝2500m)へ参戦するディープボンド(牡7歳、栗東・大久保)。「過去3年は凱旋門賞かジャパンCを使って、消耗した分をケアしながらの調整だった。その点、今年は京都大賞典からゆとりを持たせたローテで行けるので、非常にリラックスしていい感じです」と師は理想的な臨戦過程を強調。3年前の2着馬がアッと言わせるかも。

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提供：デイリースポーツ