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【POG】母はマイルG1・2勝!カレラエンブレマは年末の中山デビューへ(美浦発)

デイリースポーツ
  • 2024年12月14日(土) 11時49分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週は阪神JFと香港国際競走が行われました。香港国際競走は4戦中3戦が地元勢の勝利。ゴールデンシックスティがいなくなった香港マイルは日本馬にもチャンスがあると思いましたが、ヴォイッジバブルが強かったですね。今の香港勢は本当に層が厚いです。香港スプリントもカーインライジングが着差以上の強さを見せつけました。ただ、3着サトノレーヴもコース適性の高さを見せましたので、今後のリベンジに期待したいです。そしてメインの香港Cロマンチックウォリアーの強さが際立っていましたね。リバティアイランドタスティエーラならもしかしてと思っていましたが、ここにきてすごみが増している印象。来年はサウジ、ドバイへの遠征も視野に入っているとのことで、いつまで日本の壁として立ち続けるのでしょうか…。倒せる日本馬が現れることに期待しています。

 阪神JFはアルマヴェローチェ(牝、上村)が勝利。札幌2歳S2着から久々のレースとなりましたが、お見事でしたね。2着はビップデイジー(牝、松下)。3着がテリオスララ(牝、田島)でした。1番人気に支持されたブラウンラチェット(牝、手塚)は16着と大きく敗れてしまいました。木曜の馬体重発表時点で体を減らしていましたが、もともと馬格に恵まれた馬ではないだけに厳しかったかもしれませんね。素質は間違いないだけに、成長に期待したいところです。次走は桜花賞(4月13日・阪神、芝1600m)への直行が濃厚とのこと。テリオスララはフラワーC(3月22日・中山、芝1800m)を予定。7着ミーントゥビー(牝、堀内)、百日草特別2着のホウオウガイア(牝、大竹)はフェアリーS(1月12日・中山、芝1600m)が目標となります。

 母にマイルG1・2勝のメジャーエンブレムを持つカレラエンブレマ(牡、田村、父サートゥルナーリア)は28日の中山芝2000mの新馬戦でデビューを目指します。(馬サブロー美浦支局・木村)

提供:デイリースポーツ

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