岩田康誠騎手=栗東・フリー=が12月15日、同日からの騎乗停止処分を受けたためため、京都競馬場で騎乗予定だった全7鞍が乗り替りとなった。騎乗停止処分は30日間。
同騎手は前日に騎乗していた中京競馬場から京都競馬場への移動中に動画サイト「YouTube」で音楽を聴くためにスマートフォンを使用したもの。履歴が確認されたため、15日の午前6時から本人にも事情聴取を行い、この日からの騎乗停止処分が決まった。岩田康騎手には音楽は大丈夫だという認識はあったが、事情聴取の際には反省し、処分にも「分かりました」と答えたという。なお、ラインなどを含む外部との通信はなかった。
JRAでは先月28日に行われた会見で、頻発している「スマホ問題」の対応策として、節内移動をする騎手や、レース当日にトレセンから競馬場へ移動する騎手に対して、スマートフォン履歴の検査をする方針を示していた。
スポーツ報知