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【有馬記念見どころ】ドウデュースが有終の美を飾る

  • 2024年12月16日(月) 11時00分
 有馬記念ファン投票で断トツ1位のドウデュース天皇賞(秋)ジャパンCを完勝の力と勢いでこのグランプリも制する。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/22(日) 有馬記念(3歳上・GI・中山芝2500m)

 昨年の有馬記念を勝ったドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)だが、その昨年も秋のGI戦線、天皇賞(秋)ジャパンCに出走しており王道のローテーションだった。今回も同じだが、明白なのは確実に成長を遂げているということ。特に近2戦の上がりは究極で、他馬の末脚が止まって見えるほど。過去2年の年度代表馬イクイノックス日本ダービーで撃破した高い能力は現役屈指。3連勝と2年連続のグランプリ制覇は目前だ。鞍上は武豊騎手

 強敵に挑む素質馬の筆頭が3歳のアーバンシック(牡3、美浦・武井亮厩舎)。元々、デビューから2連勝した好素材の馬だが、気性の若さを露呈して春のクラシック戦線は善戦止まり。それが夏を境に成長し、折り合い面に進境を見せて2連勝で菊花賞を制覇。レースぶりにまだ粗削りなところは残しているが、それだけ良化の余地があるということ。重賞で好走している中山も好材料で強敵に立ち向かう。鞍上はC.ルメール騎手。

 その他、中山の京成杯で上記のアーバンシックを負かしているダービー馬のダノンデサイル(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)、長期休養明けのジャパンCをひと叩きした昨年の有馬記念2着馬スターズオンアース(牝5、美浦・高柳瑞樹厩舎)、ここに来て復調気配のダービー馬シャフリヤール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)、道悪の宝塚記念以外は堅実なジャスティンパレス(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)、BCターフで2着と強敵外国馬と肉薄したローシャムパーク(牡5、美浦・田中博康厩舎)、まだ仕上がり途上だった前走の天皇賞(秋)でも小差と健闘した大阪杯の勝ち馬ベラジオオペラ(牡4、栗東・上村洋行厩舎)などが暮れの大一番に集結する。発走は15時40分。

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