朝日杯FSを制した
アドマイヤズーム(牡2歳、栗東・
友道康夫厩舎、父
モーリス)はレースから一夜明けた12月16日、馬房で
リラックスした様子を見せた。午後6時頃に帰厩し、この日の朝もカイバを完食。担当の大當助手は「変わらず元気が良かったです」と安どしていた。
未勝利勝ちから一気にG1制覇。「
テンションの面で幼いところがありますが、そこをうまく(川田)将雅さんがケアしてくれました。馬も応えてくれました」と人馬をたたえた。
また、友道厩舎で最年少29歳の大當助手にとってもG1、重賞初勝利。ゲートまで着いて行ったためレースは見ておらず、バスの中で実況を聞いていたという。「よく分からなかったです(笑)。周りに『おめでとう』と言われて、勝ったわ、と。ふわっとしてました。まさか自分がG1を勝つとは」と振り返った。
今後は
NHKマイルC・G1(来年5月11日、東京・芝1600メートル)が目標。「この馬も乗り越えていかないといけないところはありますが、伸びしろがありそうです」とさらなる成長に期待を込めた。
スポーツ報知