◆第69回
有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)
前走の
アルゼンチン共和国杯で2年ぶりの復活勝利を挙げた
ハヤヤッコ(牡8歳、美浦・
国枝栄厩舎、
父キングカメハメハ)は、白毛馬として初めて暮れの
グランプリに挑む。国枝調教師は「いろんな意味でドリーム競馬だからね。頑張りましょう!」と、大一番での一発を期待している。
前走は最後方で脚をためる形で運び、直線では大外から長く脚を使って、豪快に追い込んで快勝した。10番人気の伏兵での意外性あふれるV。指揮官は「東京より中山の方がいいと思う。(馬が)若いよな。元気いっぱいだよ」と、8歳を迎えても衰えを感じさせない姿に目を細める。国枝厩舎は07年に9番人気の
マツリダゴッホで
有馬記念を制しており、17年ぶりに番狂わせの大金星再現となるか。
スポーツ報知